こんばんわ。医療対策課のタカヒロです。
タイトルにもあるように,4月26日~5月1日にかけて,
熊本県の大津町に災害支援として派遣されました。
(もう1月も前なんですね,,月日が経つのは早いですね。)
今回,一緒に派遣されたのは,県の保健師と市町村の保健師職員×2で,
私も含め
4人体制でした。
主な業務としては,各避難所の健康・衛生管理で,
その様子を抜粋してみました。
※避難所をラウンドし,避難者の血圧測定
※避難所の消毒
そのなかで,事務職の私は何をしていたのかというと,
保健師の方が業務に集中できるよう,
・活動記録作成
・避難所内の掲示物作成
・必要物品の調達 などなど,何でも屋として活動していました。
直接的な支援は出来なかったと思いますが,
少しでも避難所の方のお役に立てていれば幸いです。
大津町の中でも,今回派遣されたところは,
よくテレビでも中継が入るような体育館ではありません。
デイサービスなどを提供する施設ということもあり,
高齢の方の多い避難所でした。
正直,今までボランティア等に参加したことがなかった私としては,
今回熊本に行く前と後では,”避難所”というものへの
印象が大きく変わりました。
また,介護が必要な方や,余震の恐怖で帰れない方がいる一方,
避難所生活を長引かせないようにするという課題もあり,
大津町の職員の方も対応に苦慮しているようでした。
(災害支援及び対応の難しさを実感した6日間でもありました。)
今も,茨城から熊本への保健師派遣は継続されています。
私が行ったときには,避難所常駐でしたが,
現在はご自宅に戻った方のところに訪問して,
健康相談等をおこなっているようです。
余震も落ち着き,今後の支援のあり方も刻々と変化すると思います。
メディアの報道も減ってきてはいる中で,当たり前ですが,
「できることがあればやる」の精神で,
引き続きアンテナを張って情報収集していきたいと思います。
タカヒロ
PS.
現地での宿泊は,大津町のとなりにある菊池市野間口地区の方のご好意で,
地区の集会場に泊めていただきました。
温泉施設の利用手配や朝ごはんのご準備などもしていただき,大変助かりました。
この場を借りて,改めて御礼申し上げます。